8月27日(土) 入院6日目 術後4日目 退院日

久しぶりに身体に何もついていない状態で目を覚ます。朝食は五分粥
午前中、主治医の先生が来て「さっきお父さんから電話ありましたよ。順調に回復して今日退院ですと話しておきました。とんかぷさんも退院したらお父さんに電話してあげてください。」と話される。


そして入院中最後の体温と血圧の測定をしたあと荷物を整理して、昼食まで何もなかったのでラジオを聞きながら新聞を読んだりテレビを見たりして過ごした。


12時になって昼食。七分粥に格上げ。
食事を終えてから「これから今後の生活について説明でもあるのかな。」と思い、テレビを見ながら先生が来るのを待っていたが一向に来ないので、ナースステーションまで行って「あのー、これから何か説明とかあったりするんでしょうか?」と訊いたら、「いや、何もないんで帰っちゃっていいですよ。」と言われてそんなもんなのかと思いつつ、退院の手続きをしなければならないと思い1階の入退院窓口に行ったら窓口が閉まっていた。土曜日は午前中しか窓口が開いていないことを思い出した。総合受付で今度外来で来る時に手続きしていいですかと訊いたらいいですよとの事なのでこの日は普通に帰ることにする。


大きめのトートバッグと小さめのトートバッグを抱え、ナースステーションでお別れの挨拶と看護師さんに抜糸までに生活で気をつけることを訊いて退院。隣のベッドのボケた爺さんと奥さんのやり取りがもう聞けなくなるのかと少し名残惜しい。


その後、駅前の食事も出来るパン屋で休憩がてらに軽く食事をし、実家に電話して父に無事に退院出来たことを報告。6日ぶりに外の空気を吸う。お腹の傷を心配しながら家路をたどる。