『lust』買ったよ。


ああ……何でこんな音楽が鳴らせられるんだろう。


Lust

Lust



今日、仕事帰りに「あ。明日レイ・ハラカミの『lust』が発売されるってことは、今日フライングで販売してるかも」と思い、駅前の西武百貨店の中のCD屋WAVEに行ったら売ってなくて、「ちょっと遠いけどHMVまで歩いてみるか」と思い、暴風雨の中、風で煽られ傘が裏返ったりしながら困難な目に遭いながらも20数分歩いてHMVに到着したら、あった。


4年ぶりのアルバムだけど、やっぱりいつものハラカミ節でした。
2曲目の『Joy』は良い曲だなぁ。『Red Curb』の『Cape』や『ELECTRIC-BRAIN feat.ASTROBOY』の『THEME』よりも良い曲かもしれない(どっちも名曲だけど)。『Cape』や『THEME』よりも展開は平坦だけどずっと「Joy」が続いてる感じ。
5曲目の『owari no kisetsu(終わりの季節)』は原曲は細野晴臣の曲なんだけど、レイ・ハラカミ本人が歌ってるんだけど歌声がくるりの岸田に似てるなぁと思った。レイ・ハラカミがリミックスしたくるりの『ばらの花』を連想した。これも良い曲。
ラストの『First Period』は本当に涅槃だなぁ。いや、涅槃とはちょっと違うか。でも、これを聴いて死ねれば本望だ、と思わされるほどの曲。


このアルバムはもう誰が何と言おうとも好きとしか言いようがない。



http://sp.music100.jp/club/pc/harakami.html
↑「owari no kisetsu」のPVが見れます。


アーティスト・インタヴュー〜Part 42 レイ・ハラカミさんに伺う(All About)
レイ・ハラカミのインタビューが読めます。
リミックスに対する考えで「世の中に氾濫しているリミックスは、原曲をダンストラックとして機能させる事に終止させているものが多いので、それではどうにも凡庸だなあと考えていたのは確かです。」とレイ・ハラカミが答えているのを見て、やっぱりこの人は本物だと思いました。