西船橋駅中間改札問題

どうも。恐ろしくお久しぶりです。とんかぷです。
ええと、前回が昨年の12月26日ですから、ほぼ3ヶ月半というか4ヶ月近く放置していたことになります。日刊どころか月刊をも通り越して季刊どんぐりに変貌しつつあります。
まあでも、これぐらいのペースのブログがあってもいいじゃない。



昨日18日からPASMOがスタートし、JRから私鉄・バス、もしくは私鉄・バスからJRへの乗り換えがスムーズになりました。今までは例えばJRから東京メトロに乗り換えると、下車する時に自動改札が通れず有人の改札でいちいち処理をしなければならなかったわけです。


そんなわけで、大半の人にとってはPASMOSUICAの相互利用によって、かなりの恩恵を受けられるわけですが、一部それによって問題が出てきました。その一つが西船橋駅中間改札問題です。
西船橋駅は駅舎をJRと東京メトロ東葉高速鉄道の三社が共有しており、乗降客数は千葉県内1位を誇る(別に誇っちゃいないが)ターミナル駅です。


今までは改札が三社共通で、駅舎内ではJR、東京メトロ東葉高速鉄道のホームがシームレスにつながっており、自由に行き来が出来ていました。2005年にJR側の駅舎にDila西船橋というレストラン・書店・喫茶店などの通称「駅ナカ」店舗が出来、東京メトロ利用者等もそれらを利用することが出来ていました。また、東京メトロ側の駅舎にはミニプラがあり、JR利用者はもちろんそれを利用することが出来ていました。


ところが、18日からPASMOSUICAが相互利用されるにあたって、東京メトロ(&東葉高速鉄道)側とJR側の間に中間改札が設置されることになり、自由に行き来が出来なくなったわけであります。
何故に中間改札が設置されるようになったかというと、それを説明するのはちょっと面倒くさいので↓のリンク先でも読んでもらえれば幸いです。


【ハウツー】Suica VS. PASMO - ライフスタイル別 IC乗車券徹底ガイド (2)これって落とし穴? 運賃が高くなってしまう場合も


要するに東西線を経由しないで総武線・中央線で津田沼から三鷹まで東西線経由価格で乗るというキセル乗車みたいなもの(もしくは、その逆に東西線経由で三鷹まで乗ったのに総武線・中央線価格になってしまうこと)を防ぐため、乗り換え地点を明らかにするという目的で中間改札が設置されたわけであります。


ちなみに東西線は朝夕に総武線の津田沼駅から東西線直通列車が走っているのですが、これに乗ってそのまま三鷹まで行きSUICAPASMOで下車すると総武線・中央線価格になってしまうので普通の切符を買っておかなければなりません(磁気定期券はどうなるのだろうか)。
また、東西線直通列車で津田沼〜船橋駅から西船橋駅に行った場合は総武線に乗ったこととみなされ、中間改札を通ってもSUICAから運賃を引かれることはないようです(今日試してみた)。


話は戻って、中間改札。中間改札が設置されたことによって、東西線利用者はJR側のレストランや書店にそのままでは行けなくなり、JR側に行きたければ一旦改札を出て入場券を買って入場しなければならないわけですよ。今まで会社帰りにTokyo Rouxで挽肉カレーを食べ3階のブックガーデンで立ち読み、その後カルディで80円のウィルキンソンジンジャーエールを買って家路を急ぐ、なんてことが18日から出来なくなったわけですよ。それまで当たり前のように出来たことが18日を境に出来なくなった。これはかなり由々しき問題なのではないか。東西線利用者は今こそ蜂起すべきだ。そして俺をミニプラに行かせろ。