セカチューげんきでちゅー!
↑ってなことを言ってる奴は5万といそうですが……いや、5万は多すぎる。多分2万5千ぐらいだろう。
まあ、セカチューこと『世界の中心で愛を叫んだけもの』……じゃなくて、『世界の中心で、愛をさけぶ』は全然元気な話じゃありませんが(あらすじを読んだだけで実際には観てないけど)。
ちなみに『ピカチュウげんきでちゅう』←クリッククリック♪
まあ、そんなことはどうでもよくて、黒澤明の『隠し砦の三悪人』観ました。
スターウォーズの元ネタであるってことは前から知ってたんですけど、スターウォーズより面白いかもしれません、これは。
三船敏郎のギラギラした感じといい、百姓の二人の掛け合いといい(この百姓二人、太平と又七のキャラクターからインスパイアされて後にジョージ・ルーカスがスターウォーズのC-3POとR2-D2を生み出すわけですが)、馬で敵を追い疾走するシーンといい、その後の槍での決闘といい(槍というのがちょっとマニアックでいいです)、何よりも脚本が計算しつくされててテンポが良い。こんな映画が昭和33年に存在していたのかと思うと愕然とします。CGなんか使わなくても良い脚本と良い俳優がいればこれだけ面白い冒険活劇ができるっていう(まあ、当たり前のことですが)。
この映画を追い越せる作品が撮れる監督が今の日本にいるのだろうか。というか、是非追い越してもらいたいところなんですけどね。デフォルトが黒澤以上、というのを希望。
次は『椿三十郎』か『用心棒』を観ようと思います。
しかし、謎なのが『隠し砦の三悪人』の「悪人」ってところ。別に悪人じゃねえじゃん。
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