<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040913-00000064-mai-soci" target="_blank">「<結婚調査>「仲人」立てたカップル激減 20組中1組以下(asahi.com)」</a>


飽くまでゼクシィの読者アンケートの統計によって出された数なので、それが全国の結婚事情を象徴したものか、もしくは飽くまでゼクシィの読者の結婚事情を反映しただけのものかは定かではありませんが、仲人の存在意義が低下していることは確かということでしょう。
私も子供の頃から「仲人って何のためにあるんだろう……あの新郎新婦の横に座ってる関係ない人は何なんだろう……」と疑問に思ってましたが、やはり私以外の人でも仲人という形式に疑問を持ってる人は私以外に結構いるんだなと思ったニュースです。


お見合い結婚なら本来の意味での仲人は存在するんですが、恋愛結婚の場合、仲人は形式的に存在するだけであり(大抵会社の上司に仲人を頼む人が多いが、別に会社の上司が男女の中を取り持ったわけではないし)、恋愛結婚が多数を占める現在では仲人はお見合い結婚の多かった昔の名残として(結婚式には仲人がいなければならないという意識により)存在するだけのものとなってるわけで、「じゃあ、意義がないならいらなくてもいいじゃん」ってことで、仲人制度が死滅の方向にたどるのは至極当然のことであります。(ちなみに、この前行ったいとこの結婚式ではちゃんと仲人がいましたが)


あと、仲人とは違いますけど「結納」という制度も私は疑問に思ってて、疑問に思ってるというかなくなっちまえばいいと思ってるんですけど。人身売買みたいで嫌じゃないですか。
でもって、結納の方も年々減ってるとの話ですが、仲人制度もそうですが結婚が家と家との関係から個人と個人の関係に変化しているということで(こんなことは別にここで書かなくてもいろんなとこで言われてることなんですけどね)。
まあ、田舎の方じゃまだ「家と家」なんですけどね。(ここらへんの話は掘り下げようとするとうちの家族の話になってしまうので掘り下げない。)