105円

地元の小さい古本屋で105円均一でCDを売ってたので物色していたら10年ぐらい前のラガ・ジャングル(現在のドラムンベースの前身)のコンピレーションCDがあったので買った。エイベックスから出てた「JUNGLE FEVER」ってやつ。
(昔のエイベックスはユーロビートとかの売れ線のコンピレーションを売っていた影で、こういうジャングルとかシカゴハウスとかマニアックなのもちゃんと売ってたので好きだったんですけどね。CCCDを売り出したり、著作権(輸入権)を改悪したりした現在じゃ、もう忌み嫌ってるレコード会社の一つですよ。)


聴いてみたら予想通りのレゲエ色の強い土臭いラガ・ジャングルで105円以上の価値はありました。これ聴いてたら東京でやってるCHAMPION BASS*1に行ってみたくなりましたが、金がない・・・でも、行きたいなぁ・・


その後ブックオフに行って、何か電車の中で読むのにちょうど良い本はないかしらと思い物色。小説を買おうかと思い棚の周りをうろついていたが、何を買っていいのか分からない。


ていうか、まだ家には読み終えてない小説がいっぱいあるではないか。カフカの「城」とか。でも「城」は難易度が高すぎるというか、全然親切じゃない。感情移入させるのを頑なに拒んでいるというか。ページをめくる度に目眩を感じる。
もし、小学生に読書感想文の課題図書として「城」を読ませたら、トラウマになって本を読まなくなってしまうのではないか。


・・・いや、カフカの「城」はどうでもいいんだ。でも、いつか「城」を読破してやる。


で、結局買ったのは「社会学入門」。105円。
これを読んで1年後にはマックス・ウェーバーを超えてやるんだ。


レジの近くに「ハンニバル」の上下巻セットで105円で売ってたので、安い!と思ってこれも買ったった。
レッド・ドラゴン」から読むのが筋というものであろうが、あえて「ハンニバル」→「羊たちの沈黙」→「レッド・ドラゴン」という順番で読んでやる。そして、1年後にはマックス・ウェーバーを超えてやるんだ。
 

*1:90年代前半のラガ・ジャングルを今もかけまくる希有なクラブイベント