<a href="http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20083510,00.htm" target="_blank">次世代ゲーム機の登場に不安を募らせる開発者たち(CNET Japan)</a>


「ヒット作続編とかばっか もうやめんかお前らロッキーか」(スチャダラパーゲームボーイズ」)


と、スチャダラパーに歌われてから約14年経ちますが、ここ数年のゲーム売り上げランキングを見てみるとシリーズものばかりでまさしくその状況です。ニンテンドーDSはタッチペンという特殊な入力装置があるだけあって結構オリジナル作品が多いんですけどね。


記事にも書いてありますが、ゲーム機のスペックが向上するのに比例して開発費は増えていくわけでありまして、そうなると確実にある程度の売り上げが見込める、需要層が確定しているシリーズものに制作が偏ってしまうわけで、そうなるとシリーズものの需要層だけがゲームを購入し、新規の顧客が手を出しづらくなり拡大再生産の機会が低減していく、固定の需要層もやがては飽きて購入しなくなることもあるわけでこの構図が出来上がってしまうとゲーム業界は先細りしていくしかないわけであります。


PSPニンテンドーDS等の携帯ゲーム機や携帯電話のゲームアプリ等は低予算で開発出来るので、オリジナル作品が比較的出しやすい環境であると思うんですが、現状ではやはり既存のゲームの焼き直しが多いですね。


現状でオリジナル作品を出すことはある意味賭けに近いものがあるとは思うんですが、オリジナル作品を出して売り上げが悪くても、それをある程度は許す余裕のある市場が必要なのではないかと思いますけど。ハリウッド映画が連発している傍、ミニシアター系のマイナーな映画も出ている映画界のように。


ゲームボーイズ

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