ココロとからだ〜ROMZ3周年@UNIT
そんなわけで、土曜日は奇天烈エレクトロニカ&ブレイクコアレーベル「ROMZ」の3周年イベントに行ってきました。
UNITに入場したら物販コーナーがあったので「今日もサイケアウツ・ゴーストの限定CD売ってるかなぁ」と思ってたらやっぱり売ってたので買いました。
22時半ぐらいになってから赤犬っていうバンドのライブが始まったので観たんですけど、このバンドはすごかったです。大阪を拠点としている13人編成のビッグバンドなんですけど、簡単に言うと下品なスカパラダイスオーケストラって感じで、スカ、パンク、ディスコ、ブギー、アイドルソング(?)等々のごった煮サウンドです。
最初、アメリカ国家をカラオケにして君が代を斉唱してて「うわー、パンクだなぁ」と度肝を抜かされました。
ラストあたりの曲で「U!N!C!O!ウンコー!ウンコが大好きー♪」とか歌ってて(「U!N!C!O!」のところはYMCA(ヤングマン)みたいな振り付けあり)、「うわー、こいつらバカだなぁ!」と思いながら激踊り。今回のイベントの中では唯一見てて面白かったバンドでした。
その後はmilky-chuというユニットのライブで、リズム隊は暴れん坊系のブレイクコアなのに上モノのメロディはやけにメルヘンチックで素晴らしかったです。
Joseph Nothingのライブも良かった。Aphex Twinの牧歌的な部分を進化させた音楽というか。やっぱりリズム隊は暴れん坊系のブレイクコアだけど、優しさがある音でフロアが包まれる感じで、これはずっと聴いていたいなぁと思わされました(実際ずっと聴いていたら飽きると思うけど)。
KID606のライブはPowerBook(iBookだったかも)を2台使ってて、ブレイクコアとジャングルとダンスホールレゲエとエレクトロニカのミクスチャーでBPM170超のハードコアサウンドでした。この時はうちもアルコールが回ってたのでちょうどいい具合に激踊りでしたよ。ライブ終了の時、音が止まると同時に2台のPowerBookのふたをパシャって閉めてたのがかっこ良かったです。
で、次はうちが大好きなサイケアウツ・ゴーストのライブなんですけど、ライブ自体はCDをそのまま流してるような感じでそんなに面白いものでもなかったんですけど、ニューラリーXネタのドラムンベースをかけた時には激踊りでした。
そんな感じで朝の5時あたりまでいて、最後のSHIRO THE GOODMANのDJも聴きたかったんですけど、疲労・空腹・睡魔に襲われてきたので結局聴かずにUNITを後にしました。
そんなわけで、奇天烈エレクトロニカ&ブレイクコア三昧の7時間を十分すぎるほど満喫したROMZ3周年でした。
今回は赤犬とJoseph NothingとKID606のライブが観れたのが収穫かな。
しかし、これを体験するとテクノやハウスがぬるく感じてきて困ったものです。
- アーティスト: Kid606
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